子ども3人に、将来どれくらいお金を残す?
子どもが3人いると、ふと考えることがあります。
「この子たちが18歳になったとき、どれくらいのお金を残してあげればいいんだろう?」
大学に進学することを考えれば、教育費は決して小さなものではありません。
でも、ここで難しいのが、「いくら貯めれば正解なのか」が家庭によって違うということです。
子ども3人なら、単純に3人分のお金を準備すればいい。
……という話でもないと思っています。
夫婦それぞれの「育ってきた環境」が関係する
この問題を考えるとき、意外と大きいのが、夫婦それぞれのバックボーンです。
自分が子どもの頃、親からどのくらい援助してもらったのか。
大学の費用はどうしていたのか。
家を買うときに親から援助があったのか。
あるいは、親からほとんど援助を受けずに、自分たちで生活を築いてきたのか。
こうした経験によって、
「子どもにはここまでしてあげたい」
という基準は、かなり変わってくると思います。
夫婦で話してみると、もしかすると「子どもに残したい金額」の感覚が全然違うかもしれません。
だからこそ、これは単純な家計の計算だけでは決められない問題なんですよね。
子どものためのお金だけを考えてはいけない
そして、もう一つ大切なのが、今の家族の生活を守るお金です。
子どもの将来のために一生懸命貯金する。
もちろん大切です。
でも、そのために現在の生活が苦しくなってしまったら、それも違う気がします。
生活防衛資金も必要です。
毎月の生活費も必要です。
子どもが小さい今だからこそ必要になるお金もあります。
そして、これからマイホームを購入するのであれば、住宅ローンの返済もあります。
つまり、
「将来の子どものためのお金」
と
「今の家族の生活を守るお金」
の両方を考えなければいけません。
家を買うなら、なおさら考えておきたい
我が家の場合、子どもが3人います。
これから家を購入することを考えているからこそ、この問題は他人事ではありません。
住宅ローンを組めば、毎月の返済が長期間続きます。
しかも、最近は金利が上昇していて、住宅ローンについても以前より慎重に考えなければならない状況です。
「家が欲しいから、今の収入ならこのくらい借りられる」
だけではなく、
「子どもが18歳になったとき、我が家にはどれくらいのお金が必要なのか」
まで考えておきたい。
そうすると、借りられる金額と、無理なく返せる金額は違うということにも気づきます。
「いくら借りられるか」ではなく「どう暮らしたいか」
住宅ローンについて考えていると、ついつい、
「月々いくらなら払える?」
というところから考えてしまいます。
でも、本当はその前に、
「子どもたちにどんな生活をさせたいのか」
「大学に進学するとしたら、どこまで親が負担するのか」
「親として、どこまでお金を残してあげたいのか」
「万が一、収入が減ったときに生活を維持できるのか」
といったことを考える必要があるんだと思います。
夫婦で一度、じっくり話し合いたい
結局のところ、正解の金額は家庭によって違います。
子ども1人につきいくら。
18歳までにいくら。
大学入学時にいくら。
そういった数字だけを追いかけても、自分たちの家庭に合っているとは限りません。
だからこそ、夫婦で一度、
「子どものために、どこまで準備したい?」
と話してみることが大切なんじゃないでしょうか。
そして、その金額を考えたうえで、
「じゃあ、今の生活にはいくら必要なのか」
「生活防衛資金はいくら必要なのか」
「住宅ローンはいくらまでなら大丈夫なのか」
と逆算していく。
家を買う前に、家計の価値観を合わせる
マイホームを購入するというのは、単に「家を買う」ということではありません。
その後の生活を何十年も考えることでもあります。
だからこそ、家を決める前に、夫婦でお金について話し合っておきたい。
子どもの教育費。
生活防衛資金。
住宅ローン。
毎月の生活費。
そして、将来子どもたちにどこまでお金を残してあげたいのか。
このあたりの考え方が夫婦でまとまっていない状態で、家の金額だけを決めてしまうのは少し怖いなと思います。
家は大切です。
でも、家を買ったあとも、子どもたちとの生活は続いていきます。
だからこそ我が家では、これから家を買うことを考えるうえで、「いくらの家を買えるか」だけではなく、「子ども3人を育てながら、どんな暮らしを続けていきたいのか」まで考えていきたいと思っています。